アルティメットの初級者向けに基礎練習の紹介である。
アルティメットは何故「究極」のスポーツと言われているか?というと、
捕る/キャッチ
走る/ラン
投げる/スロー
を競うことが由来となっている。
そして対戦相手を敬う気持ち、ルールの順守、プレイを楽しむ気持ちを忘れないことも究極足り得ること、それがルール化、明文化されていることも特徴的だ。
そんなアルティメットをまだ初級者の方のために、捕る、走る、投げるの基本的な練習方法を紹介していきたいと思う。
アルティメット初心者向け練習方法 捕る/キャッチ編
アルティメットは捕ることが極めて重要で、それはルール上、一人では勝てないルールの元で行われるからだ。
それは投げたディスクは投げたプレイヤー以外の誰かが捕らなくてはいけない(自分で捕ったらTOとなり相手に所有権が移動してしまう)からだ。
そのため勝つためには必ず「捕る」行為が必要で、得点を相手より捕る必要がある。
アルティメットにおける、捕る/キャッチとは「 選手が回転していないディスクを確実にコントロールできる状態を「キャッチ」とする。」とルールブックにも規定している。
キャッチのコツはルールブックにも記載の通り、いかに「ディスクの回転を止めるか?」ということに注力したほうがよい。
ディスクの回転を止めるコツは下の原理原則を意識すると良いと思う。
・ディスクが回転している方向とは逆らう向きや場所に手が当たるよう、ディスクと手の接点を意識する。
これは片手キャッチの際により意識する必要があり、ディスクの回転を見て、ディスクのどの位置を触るかを決めることが重要だ。
回転が増す場所を触ればディスクの回転が止まることはなく、手が弾かれる結果になるだろう。
初心者でディスクがうまく取れないという方は飛んできたディスクの回転を意識することから始めるとよい。
アルティメット初心者向け練習方法 走る/ラン編
続いて走る/ランは、走らなければ勝つことが出来ないのがアルティメット。
ただ走らなくても楽しめるのがアルティメットなのもポイント高い。
アルティメットでなぜ走るのか? 走る目的はシンプルだ、相手より点を取り、相手のディスクを奪うためだ。
今回はオフェンスに特化して話すが、オフェンスの目的が分かれば逆にディフェンスはそれを防げばよいので参考にはなると思う。
オフェンスにおけるランのポイントは下記
・ゴールとスローワーを往復する
は?と思われるかもしれないが、意外とびっくりするほどゴールに直結しない無駄な動きが多いと思う。
気づけばジョギングしていたり、他の味方がゴールに向かうランをする動きを邪魔していたり、スローワーがシュートを打ちにくいタイミングで走っていたり。
アルティメットのオフェンスの目的は「点を取ること」なので、点に直結する動き、つまりゴールに向かう動きとスローワーに向かう動きをすることが重要ということ。
アルティメット初心者向け練習方法 スローについてはこちら
スローについては下記リンクでまとめているので合わせて読んで貰えばと思う。
アルティメットの公認ディスクはウルトラスターですが、日本国内で購入すると一律2,100円、なので初心者の多いチームは低コストなディスクで一旦始めることをおすすめする。
ディスクはカバンにいれると意外と嵩張ってしまうので、下記のようなバックルを使って、カバンの外につけることもオススメです。
バックルで外付けすることのメリットは自分が広告塔としてフライングディスクを持ち運んでいるのが一目でわかるので、地道な広告活動としてもオススメです。