スポーツ

アルティメットの2人で出来るスローの基本練習


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コロナ禍において練習自体がままならない学生チームも多いと思われる。

また人数不足などで練習も難しいような新興学生チームもあると思うので、
人数が少なくても出来る練習方法を提案したいと思う。

ハンドラー編としてはあるが、ハンドラーもミドルも関係なく、基本中の基本の練習メニューと意識と注意点を紹介する。

想定として集まった人数は2以上としている。

2人からできるアルティメットの基本中の基本の練習メニューを実施し、
意識も含めて習得して、様々な応用プレーに繋げて欲しい。

2人しか集まらない場合の対面スロー練習

1人だと効率的なスロー練習は出来ないが、今回はギリギリ2人練習場所にこれたという想定だ。

まずはしっかりアップをして、体が動く状態=試合が出来る状態のコンディションにしておくことが必須である。

理由は怪我防止にも繋がるし、練習は実戦=試合の中で活かすべきものであるのでなるべく試合と同じ状態をつくることが基本といえば基本である。

もしすぐにでも投げたい場合は最低でも肩周りの筋肉をほぐし、特に肩甲骨が十分に可動することを確認をしてからスロー練習をはじめよう。

スロー練習、対面のスロー練習での意識のポイントは、投げる相手を分割する、である。

何を言っているかわからないプレイヤーで特に何も意識せずにスローしている人は伸び代となるのでよく聞いて欲しい。

投げる相手=目標を縦に2分割をするとどうなるか? 
右手側に投げるか、左手側に投げるかとなる。

試合に置き換えるとすぐにわかると思う。

仮にスローワー(右利き)が、対面している相手を2分割し、バックハンドスローで相手の右手側に投げるとすると、
オープンスローとなる。
逆に相手の左手側に投げるとするとインサイドスローになる。

これで試合でシュート以外で最もよく使うスローである相手がもらいに来たときの動きに対するスローが練習できる。

これは「今の自分のスロー」をコントロールする練習であり、
投げたいところに投げる練習である。

慣れてきたら4分割くらいにして、意識的に胸から上に投げる、膝から下に投げるなどバリエーションを加えると、味方がディスクをもらに走ってきている時にディフェンスの付き方に応じて投げ分ける練習にもなる。

エリアに投げ分ける練習は仮に風力や風向きを考慮して、今の自分のスロー力における投げたいエリアにディスクを滞在させる練習になるので
単純にあ〜風が強くて投げれないよ〜〜ではなく、
どうしたらディスクを滞在させたい場所に意図的にディスクを残せるかを考える必要が出てくるので、非常に有効である。

スロー練習全てを上記の練習だけをしては今以上にディスクの回転数、飛距離、スピードコントロールを向上させることは難しいので、
きちんとどのような意図でスローをするのか明確にして行う必要がある。

次回はやっとこさ3人集まった場合の練習方法を紹介する。