アルティメット

ナイトアルティメットの企画、運営方法


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現在日本の主に都市付近で行われているナイトアルティメットですが、

どうやってやっているのか?

いわゆるハウツーですね、それをシェアしたいと思います。

誰にでも出来るナイトアルティメットの開催方法

まず私が関与しているのが 大阪府(主に高槻市)で開催している大阪ナイトアルティメットです。

これはナイトアルティメットが東京を中心に全国各地で行われており、

ハマナイ、三鷹ナイト、福生ナイト、小岩ナイトなどなど

平日の夜から学生や社会人がアルティメットを楽しんでいます。

しかし大阪では運営団体がおらずナイトアルティメットは開催していませんでした。

個人でもなんとかできないか検討し、行動した結果、なんとか開催に漕ぎつけました。

結果的に各都道府県の協会を頼ることなく、個人での開催が可能だったのです。

ナイトアルティメット開催までの抑えるポイント

①場所の確保

②人集め

③当日の運営

流れとしては兎にも角にも場所が無いと開催できません。ナイトアルティメットだけに。

続いて人を集め。場所は確保しても人がいないと悲しいです。ナイトアルティメットだけに。

場所と人が用意できてじゃあ何を提供するのか?ここら辺も考えておく必要がありました。

まずは場所の確保ですが、企業が運営している場所、フットサル場などではかなりの高コストなため、場所を確保しても人集めができない場合採算が合わなくなり継続できない可能性が高くなります。

そのため国や市が運営している公共施設に目をつけました。

ラッキーなことに高槻市ではオーパスで利用できる施設がいくつか存在し、しかも照明付きのグランドが存在しました。
しかもしかも阪急高槻市駅とJR高槻駅から徒歩10分圏内の高槻市立桃園小学校がありました。

しかし人気の施設なので確実に確保するには毎月の抽選に参加しなければならず、
それには団体登録が必要でした。


団体登録に必要な項目は各自治体によるので必ず電話等で確認しましょう。
ちなみに高槻市はとても簡単に登録できましたので自治体によってさまざまだろうと思うので
HPだけでなく電話でも聞くことをオススメします!

シンプルに考えて、
場所を調べる→どうしたらそこが予約できるか→実際に動く
これの繰り返しですね。

年一回、忘年会シーズンにオモローナイトというナイトアルティメットを開催してますが、
これはフットサル場を借りて実施してます。

しかしフットサル場では参加コストも高い、コートが狭い、というデメリットがあり、

継続的に行うことが難しいと判断しました。

フットサル場のレンタル料の相場はだいたい1時間/6,000円くらいで
しかもコートはフットサルコートなので25m×30mなのでエンドゾーンくらいしかとれません。

それに対し高槻市桃園小学校は60m×70mくらいとれますし、レンタル料も公共施設のためこれまた格段に安いです。

人集めですが、数年前からSNS運用をしており、オフラインで繋がっていなくともオンラインでの接点を持つことを心がけていた。
結果的には面識はなくとも参加してくれる人も多く、SNS運用はしていく方がよいと思う。

当日の運営は所属チームでの日頃の練習内容もあるので、来た人で適当にすればいいと思っていたのでこれは問題なかったと思う。
ただ小学生や初心者の方をどうやって楽しんでもらえるかについては今後改善が必要かと思う。

ナイトアルティメットを大阪で始めた理由

きっかけは東京など各地で行われており、これを当時住んでいた大阪へ導入したかったためです。

関西圏は関東圏のように府県のフライングディスク協会が活動的ではなかったため、個人でアクションを起こすしかない状況だった。

しかしあえて個人が動いて企画していくことで、今後同じように普及に携わりたいやプレーはそこまで上手くないけど何か別のことで関わりたい人を増やしていけたらよいなと思っていたので、
まずは自分がやろうと一念発起した感じだった。

ターゲットを最初に定める必要があったので、自分が考えたナイトアルティメットのターゲットは、
業界への貢献度の高い人=今まで長く続けてきた人=社会人 だと思い

社会人のアルティメットライフの質をあげたいと思いました。

アルティメットは現在北米にだけプロリーグがあり、無論日本ではアマチュアであり、
クラブチームといっても週末の土日をメインに練習している現状だ。

平日は仕事のため個人でトレーニングする場合がほとんどである。

アルティメットのスローは水物であり、平日5日間をディスクに触れないと、
貴重な週末の練習でミスをしてしまい、試合に出れなくなるリスクが高まってしまう。

この環境を少しでも改善するために平日にアルティメットは出来ないか??
それがナイトアルティメットを開催する、という形で一つの答えに行きつきました。

もちろんナイトアルティメットの狙いは社会人アルティメッターだけでなく、
未経験者もあります。

未経験者に関しては学校の授業で認知は進んでいるが、そもそもアルティメットを知らない人も多く、フリスビーも遊びでやる程度がほとんどだと思われる。

それに加え通常練習を行っている場所は河川敷など駅からの便が悪く、アルティメットをプレーするハードルが高い。

その点、高槻市桃園小学校は阪急高槻市駅、JR高槻駅から徒歩10分であり、
仕事終わりなどでも参加しやすさも未経験者が参加しやすいポイントの一つです。

2018年11月に開催した際、カバディ経験者や小学生も来ていただきました。

また学生でもサークル創設が新しく、どんな練習したらよいかわからない場合、
経験者それも日本代表クラスが参加することにより、

新しい繋がりと競技力の大幅な向上もメリットになると思います。

決まった自分の近い人間関係だけになり、視野が狭くなり、成長の鈍化を防ぐことができますし、
また経験者は未経験者や経験が浅い選手へ教えることで、

アウトプット/言語化が競技力向上へ繋がり、経験者もより成長できると思います。

そんなこんなで普及のために!と思いつきで始めたナイトアルティメットですが、普及とはなんだ?と考えたところ、普及とは資本主義社会への価値提供の一面があると思う。

どのように知らない人に届け、フライングディスクに関わる価値を感じてもらえる機会をつくるか、、、

まずはマインドセットを変えていくこと、少し自分で動いて、何か作ってみること

これが大事なんだと思います。